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関西VS関東⁉ 昔からの名残 ~メイク編~
テレビなどのメディアで、関西と関東の違いが取り上げられているのをよく目にします。例えば、エスカレーター。関西では「右」、関東では「左」に立つのが一般的です。他にも、うどん出汁は関西では「昆布」、関東では「鰹」といったように、様々な場面で関西と関東の違いが存在します。そこで、メイクにも関西と関東で違いはあるのかな?と思い、調べてみることにしました!

【関西VS関東 メイクの違い】
関西では目力をUPさせるような目元を重視したメイクがよく見られます。実際に、関西の化粧品売り場では上位にマスカラやアイシャドウなどの目元に使用するアイテムが売れる傾向にあります。一方、関東では血色をよく見せ、素肌のように自然に見せるメイクが多く、リップやグロスといった口元に使用するアイテムがよく売れる傾向にあるようです。

さて、このような違いはどこから生まれたのでしょうか…?

【関西メイクの起源】
関西のメイクやファッションの色味は関東よりも鮮やかな印象があります。なぜ関西の女性のメイクは鮮やかなのか、その理由は宮中の文化が大衆にも広まりやすかったからではないかと考えられています。素肌を見せることを控えるように、宮中では厚い白塗りをしていました。その文化が一般的に広まったため、白粉を厚く塗るのが流行りました。また、ファッションも華やかなものが流行ったため、メイクも着物に負けないように施したと考えられています。このような文化の名残が、関西のメイクを鮮やかなものにしました。

【関東メイクの起源】
関東では、白粉を塗った後にあえて濡れた布で拭って薄化粧に仕上げるのが流行りました。薄化粧が流行った理由は、お風呂にあったと考えられています。人口の増加に伴い、狭い土地に長屋がどんどん建てられるようになったため、現代のように家にお風呂があるのが当たり前ではありませんでした。そのため、銭湯に行くのが主流になり、顔見知りの人たちと一緒に入浴をするため、素肌を見せ合う機会が多くありました。このことから、厚化粧で隠すよりも素肌の美しさが重要だと考えられていたため、関東では薄化粧文化が築かれました。

【まとめ】
現在も関西と関東ではメイクの違いを感じている方も多いのではないでしょうか?食や言葉遣いの違いだけでなく、このような昔の地域の風潮が現在のメイクにも残っているようです。皆さんも機会があれば、地域による違いを見つけてみてください ♪

東西対決メイク編②.png
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