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充実の研究体制

お肌にとって、お客様にとって

アンズコーポレーションは、安心の研究体制をもって「ひとつひとつ大切に」つくっています。
それはお客様にとってはその「ひとつ」こそが大切、だから品質にこだわります。
また、充実の研究体制の中で「お肌にとってお客様にとって」を追求し、
本当にお肌にとってもお客様にとっても良いといえる化粧品を目指しています。

お肌にとって、お客様にとって

エビデンスに基づいた確かな処方開発

弊社のバイオ技術を活かした独自の3D皮膚モデルによる遺伝子解析、3D画像解析、各種機能性評価試験など60種類以上の評価系で、化粧品の持つチカラをエビデンスとして実証する体制を豊富に保有し、クライアントの皆様の情報開発を高度にサポートします。

また、自社開発CMSなため、サポートや機能追加等の各種ご要望への対応も柔軟に行っています。

エビデンスと実証の開発体制

安全性にも官能にも顧客品質

お肌における安全性も独自の細胞毒性試験や原料試験を保有し、製品の安全性を常に確認しています。

また、オーダーメイド開発も大切にしており使用感やテクスチャーなどスキンケアで大事な要素もクライアント様とともにこだわりを持って開発を行っております。

安全性にも官能にも顧客品質

敏感肌処方とアンズコーポレーション

アンズのODMは商品のご納品後も、クライアント様や商品の販売についてサポート致します。

化粧品事業の立ち上げやブランドコンセプトをともに作り上げることから、商品構成、処方開発、仕様設計、販促や美容教育まで多岐に渡ってご一緒致します。

敏感肌処方とアンズコーポレーション

アンズコーポレーション独自の3D 皮膚モデル

世界的な動物愛護の意識の高まりから、EUにおいては2013年に化粧品開発における動物実験が禁止されました。国内の化粧品開発においても、当社を含む多くの化粧品メーカーは動物実験を廃止し、動物実験代替法にシフトしています。

化粧品原料等の安全性評価の動物実験代替法として、ヒトの皮膚から取り出した表皮細胞を立体的に培養することにより、皮膚の表皮部分を再構築した3次元培養皮膚モデル(3D皮膚モデル)が開発され広く普及しています。

一方、製品の皮膚に対する効果については、製品(処方)を直接ヒトの肌に適用しその変化を計測する方法(化粧品モニター試験)があります。

ヒト(in vivo)での化粧品モニター試験の課題

ヒト(in vivo)での化粧品モニター試験は、製品の皮膚に対する効果を検証する最もよい方法のひとつですが、下記のような課題もあります。

  • 被験者の健康状態など個体差の影響を受けやすく、相対評価が難しい
  • 肌状態の変化から効果判定するため、作用点(メカニズム)を探ることが難しい
  • 試験期間が長期にわたる場合もあり、被験者の確保に時間とコストがかかる

このため、化粧品のもつポテンシャルを安定的かつ効率的に測定し、製品間の相対評価を行うことができる評価システムが求められています。

化粧品のもつポテンシャルの見える化に向けて

化粧品のもつポテンシャルの見える化に向けて

解決策のひとつは、3D皮膚モデルです。

わたしたちは、化粧品(スキンケア製品)の効果測定に特化した、3D皮膚モデルを独自に開発し、アンズの3D皮膚モデルを用いたスキンケア製品の実効性評価システムの構築に取り組んでいます。

これらの活動を通じて、製品のポテンシャルに関する高質な情報をお客様に提供することを目指しています。

アンズ3D皮膚モデルの特徴

アンズ3D皮膚モデルの特徴

アンズコーポレーションの3D皮膚モデルは、表皮と真皮から構成されたヒト皮膚を模倣したモデルであり、表皮と真皮の良好なネットワークにより成熟した皮膚モデルは、以下の特徴を有しています。

  • 表皮の収縮が極めて少なく、有効成分や製品/処方の直接塗布が可能
  • 成熟後1週間程度表皮構造が維持され、様々なモデル構築への応用が期待
  • 表皮モデルと同じ24wellプレートで製造され複数検体の同時評価が可能

表皮と真皮を併せ持つメリットを活かし、応答性と精度が高い測定を目指しています。

ヒト皮膚との組織構造類似性

ヒト皮膚との組織構造類似性

アンズ3D皮膚モデルはヒト皮膚に近い組織構造を形成しています。

  • 成熟後の3D皮膚モデルの表皮層はヒト皮膚と同様に、角層、顆粒層、有棘層、基底層からなる4層構造となっています。真皮層は、表皮層の下に配置しています。真皮線維芽細胞をヒト皮膚よりも高密度にすることで高い応答性を期待しています。(効果の評価に適する)
表皮構成タンパク質の局在

表皮構成タンパク質の局在

  • 顆粒層でつくられることが知られているタンパク質フィラグリン(図左、緑色蛍光)は、アンズ3D皮膚モデルにおいても顆粒層に局在しています。一方バリア機能に関わるタイトジャンクション構成タンパク質クローディン1(図左、赤色蛍光)は有棘層に発現しています。
  • 皮膚幹細胞のマーカーであるケラチン14(図右、赤色蛍光)は基底層で強く発現しており、顆粒層へと分化度が進むと発現が弱まります。逆にケラチン10(図右、緑色蛍光)は、顆粒層から角層に分化が進むと発現が高まっています。
アンズ3D皮膚モデルを用いたスキンケア製品の実効性評価

アンズ3D皮膚モデルを用いたスキンケア製品の実効性評価

3D皮膚モデルの角層表面に製品を塗布した後、浸透した皮膚内部の微細な変化を①遺伝子、②タンパク質、③組織化学、④バリア機能等の観点から、詳細に解析することにより、皮膚に対する有用性(エビデンス)を確認し、製品(処方)の品質を評価することができます。

わたしたちは、これらの解析データを蓄積し、製品開発に活かすことにより、製品の顧客品質の高質化を目指しています。

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