皆様、お久しぶりです!(約9ヶ月ぶり)
前回の記事で紹介した仮面ライダーのお話を覚えていますでしょうか。
https://www.ands-odm.jp/column/environment/a24
遂に地球が沸騰するような暑い夏が始まりましたね(笑) いやもう針で刺されるような紫外線を考えただけで溜息がでてしまいますが、気を取り直して地球に優しいモノづくりをしていきましょう。それではトピックスタート!!
『しなければならない』から『して当たり前』へ
現段階ではコスメ業界に限らず、モノづくりをするメーカーは環境対応においてできるだけ環境にやさしいものを取り入れなければならないという使命感をもって取り組んでいる人が多いと思われます。しかし、遠くない未来では、そんなのやって当たり前という至極当然の取り組みとなるでしょう。
なぜっ?…地球が滅ぶからに決まっているじゃないですか!!
地球上の温度が上がり海面上昇・熱波・干ばつ・大雨・洪水・気候変動・生態系の破壊・農作物の収穫減など、もう言い出したらキリがありません。あぁ~、なんて恐ろしい未来なのでしょうか。
そこで今回のトピックでは、環境対応と言っても多くの人達はいったい何から始めたらいいのか悩まれるのではと思い、仕様設計の視点から取り組みやすい環境対策をいくつか紹介していきたいと思います!まず、コスメに限らずですが、基本的にできるだけ無駄を減らすことが環境対応において重要になるため、取り組みやすい対策として『減らしながら作る』ことをおすすめしております。
減らしながら作るとは!
①減プラ容器の採用
減プラ容器とは簡単に説明しますとプラスチック量を減らして作られた容器です。薄い肉厚で容器を成型する方法やバイオマス容器のように植物由来原料を混ぜることでプラスチック量を減らして成型する方法があります。また、近年ではチューブ容器に紙を取り込むことでプラスチックの使用量を減らしたものもあります。もはや減プラは重要な使命であり容器メーカー各社で様々な取り組みをしております。
②詰め替えタイプの容器の採用
最近、コスメでもちらほら見かけるようになった詰め替えタイプ。かねてよりコスメは嗜好性が高く「高級感」のある方がより好まれる傾向にあるため安っぽく見られる詰め替えタイプは避けられてきました。しかしSDGsの影響もあって詰め替えタイプを「環境配慮」として訴求しポジティブに採用する企業様も増えてきています。
③廃棄資材を利用
廃棄資材をアップサイクルした容器や化粧箱を採用しよう!アップサイクルとは、廃棄予定であったものに手を加え、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせる手法です。別名「クリエイティブ・リユース(創造的再利用)」とも呼ばれており、素材や形などの特徴を活かしてより良いものへと作り変えます。例えば、ブルーベリーの搾りかすや緑茶飲料を製造する際に生じる茶葉の茶殻等、本来廃棄される資材を再利用して素材の風合いを活かした紙素材で化粧箱を作ることができます。①で簡単に紹介した植物由来原料を混ぜたバイオマス容器もサトウキビの搾りかすや非食用のお米を混ぜてアップサイクルされた容器になります。また、近年問題になっている海洋ゴミのプラスチックを混ぜてアップサイクルした容器も出てきており、使い終わったら捨てる消費型社会が少しずつ見直されています。
④ロック機構がある化粧箱を採用
コスメでは化粧箱に封印性をもたせるためにシールを貼っているものが意外と多いです。店頭に並んでいる商品も通販で販売される商品もそのバージン性を保つためにシールは必須です。しかし近年、環境配慮の観点からもコスト削減の観点からもシールをなくしてロック機構にすることによって化粧箱のバージン性を保つ設計が増えています。
いかがでしたでしょうか。
上記以外でも『減らしながら作る』方法はたくさんございますので是非アンズにご相談ください。皆様の商品開発が地球を浄化する活動であることを願いつつ、明日の希望となる救世主たらんことを切に願います。
前回の記事で紹介した仮面ライダーのお話を覚えていますでしょうか。
https://www.ands-odm.jp/column/environment/a24
遂に地球が沸騰するような暑い夏が始まりましたね(笑) いやもう針で刺されるような紫外線を考えただけで溜息がでてしまいますが、気を取り直して地球に優しいモノづくりをしていきましょう。それではトピックスタート!!
『しなければならない』から『して当たり前』へ
現段階ではコスメ業界に限らず、モノづくりをするメーカーは環境対応においてできるだけ環境にやさしいものを取り入れなければならないという使命感をもって取り組んでいる人が多いと思われます。しかし、遠くない未来では、そんなのやって当たり前という至極当然の取り組みとなるでしょう。
なぜっ?…地球が滅ぶからに決まっているじゃないですか!!
地球上の温度が上がり海面上昇・熱波・干ばつ・大雨・洪水・気候変動・生態系の破壊・農作物の収穫減など、もう言い出したらキリがありません。あぁ~、なんて恐ろしい未来なのでしょうか。
そこで今回のトピックでは、環境対応と言っても多くの人達はいったい何から始めたらいいのか悩まれるのではと思い、仕様設計の視点から取り組みやすい環境対策をいくつか紹介していきたいと思います!まず、コスメに限らずですが、基本的にできるだけ無駄を減らすことが環境対応において重要になるため、取り組みやすい対策として『減らしながら作る』ことをおすすめしております。
減らしながら作るとは!
①減プラ容器の採用
減プラ容器とは簡単に説明しますとプラスチック量を減らして作られた容器です。薄い肉厚で容器を成型する方法やバイオマス容器のように植物由来原料を混ぜることでプラスチック量を減らして成型する方法があります。また、近年ではチューブ容器に紙を取り込むことでプラスチックの使用量を減らしたものもあります。もはや減プラは重要な使命であり容器メーカー各社で様々な取り組みをしております。
②詰め替えタイプの容器の採用
最近、コスメでもちらほら見かけるようになった詰め替えタイプ。かねてよりコスメは嗜好性が高く「高級感」のある方がより好まれる傾向にあるため安っぽく見られる詰め替えタイプは避けられてきました。しかしSDGsの影響もあって詰め替えタイプを「環境配慮」として訴求しポジティブに採用する企業様も増えてきています。
③廃棄資材を利用
廃棄資材をアップサイクルした容器や化粧箱を採用しよう!アップサイクルとは、廃棄予定であったものに手を加え、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせる手法です。別名「クリエイティブ・リユース(創造的再利用)」とも呼ばれており、素材や形などの特徴を活かしてより良いものへと作り変えます。例えば、ブルーベリーの搾りかすや緑茶飲料を製造する際に生じる茶葉の茶殻等、本来廃棄される資材を再利用して素材の風合いを活かした紙素材で化粧箱を作ることができます。①で簡単に紹介した植物由来原料を混ぜたバイオマス容器もサトウキビの搾りかすや非食用のお米を混ぜてアップサイクルされた容器になります。また、近年問題になっている海洋ゴミのプラスチックを混ぜてアップサイクルした容器も出てきており、使い終わったら捨てる消費型社会が少しずつ見直されています。
④ロック機構がある化粧箱を採用
コスメでは化粧箱に封印性をもたせるためにシールを貼っているものが意外と多いです。店頭に並んでいる商品も通販で販売される商品もそのバージン性を保つためにシールは必須です。しかし近年、環境配慮の観点からもコスト削減の観点からもシールをなくしてロック機構にすることによって化粧箱のバージン性を保つ設計が増えています。
いかがでしたでしょうか。
上記以外でも『減らしながら作る』方法はたくさんございますので是非アンズにご相談ください。皆様の商品開発が地球を浄化する活動であることを願いつつ、明日の希望となる救世主たらんことを切に願います。